こんにちは。
今回はMBA受験についてです!
私は昨年の夏頃にMBA受験を決意し、準備を始めました。
全部で4校の受験をし、今年3月に無事合格通知を受け取ることが出来ました。
<受験結果>
- 合格 1校
- 不合格 1校
- 途中辞退 2校(書類審査通過)
上記の結果に至るまで、どのような準備をしていったかについて
今回は記録していこうと思います。
私の場合、いざ受験を始めると「これも準備しておけば良かった。」と後悔することも多々ありました。
事前に準備しておけば志望校の選択肢もより広がったかと思います。
この記事がこれから受験を控えている方の少しでも役に立てば嬉しいです。
私の韓国MBA進学への選択方法についてはこちらにまとめてありますので、
こちらも参考にしてください。
まず初めに | MBAってなに?
MBAとは、’Master of Business Administration’ の略。
日本では経営学修士とも呼ばれます。
資格ではなく、「学位」にあたりプログラムが終了すると修士号を与えられます。
主に会社の経営について学びますが、その中でも特化したいカテゴリー(ファイナンス・マーケティングなど)
を学校によってカリキュラムはそれぞれですが、自分で選択することが可能です。
日本でもMBAプログラムのある大学があり、
日本語実施の学校もあれば完全英語でのプログラムを設けている大学もあります。
日本の場合は一定年数の雇用保険に入っていると国からのサポートももらえるので
興味のある方はぜひ調べてみてください!
またオンラインでも学ぶことが可能です。
仕事をしながらMBAを取得される方もいます!
いざMBA目指すぞ!と決めたものの、日本ではまだまだ情報が少ないMBAの世界。
特に韓国でMBA受験する人は少なく、情報が少なすぎました。。。
これから試行錯誤しながら歩んだMBA受験ライフを記録していくので、参考になれば嬉しいです!
年間スケジュール | MBA受験までの過ごし方
大体のスケジュールはこのような形で動きました。
私は恐らく準備する資料が少ない方だったのかなと思うのですが、
書類準備だけでも約半年かかりました。
しかし、一般的には約2年要すると言われているため、
私の準備期間が短かった理由を以下で説明していきます。
学校比較 | 準備期間が短かった理由ー受験しやすい韓国MBA
受験準備期間が約半年で済んだのには少し理由があります。
それが上記の「英語資格認定枠の広さ」と「受験時期が後期であること」の2点です。
恐らく日本の企業へ就職される際にTOEICをお持ちの方も多いと思うので、
その点では改めてTOEFLを準備する必要もありません。
また、GMATも任意となるので合格後にしっかり勉強するといった順番でも問題ないです。
ですが、TOEFL・GMATの資格保持をすることで受験校の枠が広がるので時間がある場合は受けていた方がいいと私個人的には思いました。
受験準備【前編】 | 受験資料の準備
1.英語資格 ー TOEFLがおすすめ!
海外MBAでは英語力を示す語学資格は提出必須です。
TOEFL推奨の大学が多い傾向。
韓国は運良くTOEICで受験が可能でした。
私の場合、TOEICは会社柄必要であったため継続的に受験していたこともあり、
準備期間の短縮に繋がりました。
そのため私はTOEFLへの勉強をしませんでしたが、
TOEFLしか受け付けていない海外大学も多いので、
持っておくに越したことはないです!
韓国MBAだけでなく、シンガポールなどの大学へも同時期に準備を並行として
進めることができるようになるので受験まで時間がある場合はTOEFLの受験をオススメします!
2.志願書の作成 ー 論理的に自信の志望理由を考える
受験の際に一番重要な志望理由です。
「なぜ私がMBAを必要としているのか」
しっかり軸を持ち、論理的に記載することがポイントです。
各学校の質問の問い方は異なりますが、基本的な意図は同じです。
4番の質問は受験校によって異なるため、最後に取り掛かります。
1〜3番については、書く→専門の方に添削依頼→修正を何度も繰り返しお願いし、
自分の回答をブラッシュアップしていきました。
この1〜3番を繰り返し修正し、自分の志望理由をしっかりとまとめることが何よりMBA受験には重要です!理由は、同じ質問がインタビューテストでもされるから!
志望理由をしっかり煮詰めておくことで、後で自分の声に出して説明する際、
自信のあるより説得感が増した真の通った回答が出来る様になります!
3. レジュメ作成 ー 自分のアピール書類!会社での成果まで全て書く
英語で作成します。
レジュメの書き方は様々でフォーマットも特にありません。
私は以下の順で記載しました。
こちらも専門の方に添削してもらいました。
5番のスキルのは英語以外に韓国語の語学堂受講歴も記載しました。
特にレジュメは渾身の1枚を作っておくととても便利です。
使い回しができるので、一度プロの方に添削をお願いしておくのも
私は個人的にすごくおすすめです。
4. 推薦書依頼 ー 依頼する方へ早めに連絡しておく
私の場合は前職の上司と大学ゼミの教授にお願いしました。
推薦書2つ必要と記載している大学が多いため、
事前に2名に声がけしておくことをお勧めします。
依頼したスケジュールは大体こんな感じでした。
- 受験意思の報告・推薦書依頼 | 受験6ヶ月前
- 推薦書のフォーマット送付 | 受験1−2ヶ月前
- 推薦書受取or大学に直送付依頼| 受験開始ー2週間
- 受験結果報告・御礼 | 結果発表後に報告。お礼にお菓子送付。
大学教授は書いてくださる方が多いものの、
会社の上司となると英語が出来る方とそうでない方がいると思います。
翻訳が必要となる場合は2週間程度余分に日程を見ておいた方が良いです。
5.卒業証明書・成績証明書 ー 2ヶ月前には発行を
卒業した学校によって異なるかと思いますが、
書類発行してもらうには案外時間がかかります。
早め早めに発行してもらっておくのがおすすめです!
私の学校は1ヶ月半かかりました。
次申請して間に合わないのが怖かったので、めっちゃ多いですが10部ずつ発行してもらいました。笑
学校からの書類発行後は、「アポスティーユ」の発行申請です。
受験国によって異なりますが、
必要な場合はこちらの記事をご参考ください。
6.身分証明書 ー パスポート・戸籍謄本の用意
こちらも学校によって様々ですが、
韓国MBAの場合には
- パスポートのコピー
- 戸籍謄本 (英翻訳付き)
の準備が必要でした。
特に2番(戸籍謄本)には居住地の市役所でまず発行してもらい、
翻訳依頼を別会社に依頼する必要があります。
私はこちらの翻訳会社を利用しました。
特に問題なく利用でき、対応も早くてとても良かったです。
以上がMBA受験前の資料準備についてです。
私の場合、準備開始がとても遅く、準備期間自体もかなり短い方だと思います。
理由としては、上記でも述べましたがGMAT・TOEFLの取得が必要なかったから。
大半のMBA学校はこの2点の資格が必要になります。
一方で韓国MBAは任意提出のところが多く、資格を保持していなくても受験可能でした。
個人的意見としては、GMATとTOEFLの取得はお勧めします。
特に韓国や日本以外のMBA進学先は必須資格となっている場合がほとんどです。
取得することで単純に受験校の選択肢を広げることができます。
またMBA受験する世界中の人がほぼ取得しているスキルと認識していいと思います。
それぐらい多くの人がMBAのために勉強している資格・・・と思っていただけたらいいかと!(私は取らなかったので、ここで一歩出遅れ感を感じています。入学前に勉強します!笑)
書類準備が終わった後は、インタビューテストの準備に移ります。
受験準備【後編】:インタビューテスト準備
書類を大学に送付後はインタビューテストの練習に入ります!
インタビューテストの実施は1度のみの経験なので、
経験浅い内容になりますが、準備したことはこちらになります!
主に2つの対策を行いました。
- MBA受験のプロとのミーティング・練習
- DMMを利用した、インタビュー予行練習と英語表現の修正
練習1 ー 自作のスクリプトに対してプロからのフォードバックをもらおう!
まずは自分で、「自分の強み」「志望理由」など志願書で書いた内容を
自分の言葉伝えれるようにスクリプトに書き起こします。
その後、MBA受験をサポートしている方にメールを送り、添削いただきました。
この方はネットで調べ、ほとんどがMBA受験専用学校(パッケージ価格で数十万円する)
のサポートが多かったのですが、この方だけが唯一こちらから依頼した授業に見合った価格を
都度提示してくださり、それに加え豊富な経験から、どのように表現したら自己アピールでき、論理的に回答できるかを的確に教えてくださいます。
アメリカの方なのですが、日本に在住されており、日本語でもニュアンスがわからないときは教えてくださいました。
志願書からお世話になっていたので、MBAの合格はこの方のおかげでしかありません。
紹介はご本人からの許可が必要になるかと思うので、気になる方はコメント等にメッセージをいただければと思います!
私の場合、インタビュー準備にはその方とのミーティングを一度行いました。
約1時間のミーティングを行い、
ZOOM録画をしていたので、その復習を何度も行いました。
練習2 ー 英会話ーアウトプットを繰り返す!
ミーティングの復習後は、オンライン英会話ツールを利用し、
誰にでも理解してもらえる英語表現の練習をしました。
また、何回も行うことでより話す内容が磨かれ、
体にも身につくので、スムーズに話せるようになります。
このMBA受験を目的としたDMM英会話の活用目的は、
「いろんな人に自分の自己アピール・志願理由を聞いてもらう」
という点です。
なので、毎日練習できるDMM英会話は私の目的をしっかりと網羅した
めっちゃいいサービスでした!
25分無料レッスン2回受けられるので、私も最初はこれを利用しました!
それで良かったので、継続加入した形になります。
(案件等でなく、本当に利用して感じてお勧めしてます!笑)
これからの利用方法としては、
プレゼンなどの練習として使っていきたいなと感じています!
正直なフィードバックは第三者の方がしてくれると思うので、
その面も私はめっちゃ好きでした。
以上、インタビューの練習はこのような形で行いました。
特に英会話レッスンを利用した練習は、
何度も練習→修正→復習→練習をひたすら何回も繰り返せるので、
本番を迎える前の準備としてとても良い方法でした。
結果として、進学できるMBA校が決まり、
書類に関しては全校通過をすることができました。
協力してくださったMBA専門の先生や
推薦書を書いてくださった方のおかげの結果ですが、
それを無駄にしない結果となり本当に良かったと思います。
この内容が少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ご質問等はコメント欄まで^^!
コメント
韓国MBA留学で調べていたらmimi.さんのブログにたどり着いて、始めからこちらの最新まで全て一気に読んでしまいました!
お忙しいところ、有益な情報をまとめてくださり大変ありがとうございます!
私は日本でもう少しキャリアを積んだら海外MBA留学したいけど、私も自分の好きな韓国でMBAができないものか…と考え込んでいたところでして、mimi.さんのブログのおかげで一筋の光が見えたように思います。
Twitterもフォローさせて頂きました!
日々大学院の授業や課題でお忙しいかとは思いますが、MBAの授業、課題、クラスメイトの方の雰囲気、MBA修了後の計画等、また韓国での家探しや現地生活情報などを可能な範囲でまとめて頂けたら大変嬉しいです。
MBAライフやブログ発信など諸々含めて、陰ながら応援させて頂きます…!
rkrkさん この度はコメントありがとうございました。お返事が大変遅くなってしまい申し訳ありません。コメントを頂き、私のブログが誰かのお役に立つこともあると知れとても嬉しかったです。これからブログを続ける一つモチベーションになりました。引き続き読んでいただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします😊